創業 100年の歩み

初代 石中 辛氏は新聞の木版の彫刻士でとして新聞社の仕事をしていた。

当時、PCやプリンターは無く、木に彫刻し、それにインクを乗せ紙に転写するという手法で印刷していた。

今日の夜に届いた原稿は、次の日の朝には、掲載されるので朝までに版木を完成させる必要があるとても技術と体力と根気のいる仕事であった。

その後、大阪の平野町にはんやを出店した

自分で買ったその家をお金に困っていた兄に無償で譲り、お金を工面したりとする一方で自分自身の事にはあまりお金を使わない人であった。

そのような性格もあり、信頼や技術も集まり、大阪の博労町に中央印章株式会社が誕生した。

当時、珍しかったスクーターを購入し、旧そごうから、周りのはんやに招集をかけた時、スクータで真っ先に行ったことから旧そごうの仕事を一手に引き受ける事が出来、会社も大きくなった。

それも石中 辛氏の功績である

その後、自社ビルも立ち二代目に引き継がれ、現在は三代目に託されることとなる。

当社の創業についてはSince.1921年から、としか残っておらず情報は少ない。

難波神社に石中 辛の名前が今も刻まれている。